本書はプロジェクトを想像、創作して共有するためのガイドとコーディングカードをひとつにしたプログラミング学習用カードブックで、創造的な学びを持続できるよう4つの小冊子に分けてシリーズ化しました。
記述されているコード(プログラムのこと)は数ステップと至ってシンプルなので、子どもたちは楽しみながらコンピュータ処理の基本的な概念に触れることができます。
他にも以下のような特徴を持っています。
- MITのScratchチームが開発した最先端のプログラミング学習教材(コーディングカード)を収録
- 待望のScratch3.0対応版コーディングカード
- 紹介動画や共有プロジェクトにQRコードで簡単にアクセス
- 小学校の教育現場、放課後プログラム(図書館、パソコンスクール、塾、CodeDojoなど)の教材として印刷の手間いらず
- ネット授業に最適、印刷された教材を手元にあると離れた場所でも児童と教師の双方向コミュニケーションを促進
「コーディングカード」は、創造的な学びの基盤となる"4つのPの原則"に則ってデザインされたScratch アクティビティ用の教材です。4つのPとは、創造的思考を身につけるために必要とされている要素のことで、「プロジェクト(Project)」「情熱(Passion)」「仲間(Peers)」「遊び(Play)」から成ります。
さらに本書は、子どもが自発的に学び続ける姿勢を育てる「モンテッソーリ教育」を実践するための教具になることを目指しています。
こうした考えに基づいて「創造的な学び」を子どもたちにもたらす教材として作成しました。手元に置いておくだけで、子どもたちが自発的にプログラミングに集中して取り組むのを手助けしてくれます。
本書を活用することで、子どもたちは自発的にプロジェクトを創造したり、論理的な思考力を養ったり、デジタル音楽やデジタルアートに興味を持ったり、コミュニケーション力を高めたりすることができるようになるでしょう。